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創業融資の返済が苦しい時の対処法について

創業融資が返せない場合にはどうなってしまうのか?

創業融資で資金を借りたものの様々な事情から資金繰りが苦しいという方も多くいらっしゃるでしょう。

いざという時に焦らず対応するために、この記事の中で通常返済が困難になった場合の手順について解説していきます。

【目次】
まず返済が苦しい原因を考えよう
単純に業績が悪く返済が苦しい
追加融資は可能か?
大きな環境変化が原因の場合
苦しくなる前に心がける事
まとめ

まず返済が苦しい原因を考えよう

事業の利益は出ているか?

まず事業の利益が出ているか、税理士さんに作ってもらった試算表を確認してみましょう。業種業態、入金サイクルによっては、利益が出ているけど手元に全然お金が残らないという事もあります。

在庫を抱える業種では、在庫は経費になりませんので、一見利益は出ているように見えますが、不良在庫や過剰在庫があると資金繰りが凄く悪くなります。

請負の建設業では、工事の完成が予定より遅れてしまった場合、売上入金は次の請求書に回されてしまいますが、材料費や給料等は先に来てしまいますよね。

業種によっては儲かるほど貧乏になることも

少し前述しましたが、在庫を抱える業種や、請負の建設業、あとは作業員を出ような業種の場合、売上入金より先に支払いが来るという事が多いです。

こういった業種の場合、ある程度の自己資金と創業融資で賄う事が殆どですが、事業が大きくなってくれば来るほど先に来る支払いが増えるので、儲かるほど資金不足に陥ります。

儲かって資金繰りが苦しくなるのは恥ずかしい事では無い

このように、業種業態や入金サイクルによって資金繰りが悪くなるというのは当然の事ですので、資金繰りが悪くなり返済が苦しいというのは恥ずかしい事ではありません。

やるべきことは、しっかりと事業計画を立てて、運転資金の追加を申し込みするようにしましょう。

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単純に業績が悪く返済が苦しい

追加融資は余り期待しない方がいい

創業融資を受けたが業績が悪く創業融資の返済が苦しい。こういった方の追加融資の相談を受ける事は多いです。正直申し上げて、融資獲得が無理なケースが殆どです。

そもそも売上から返済資金を捻出出来ていないので、多くが融資を受けた金額から返済をしている状況なのです。こういった状態では追加融資を受けても事業で儲ける事は難しいと判断されます。

追加融資を受けても資金が減り続けるだけですので、時間の問題だと思われるからです。

あと少し…で事業が安定するなら

最初に受けた創業融資の資金を溶かしてしまったとしても、本当にあと少しで事業が安定するのにという方もいらっしゃるでしょう。

こういった方の場合ですと、難しくなりますが新たな創業融資の可能性はございます。日本政策金融公庫か信用保証協会どちらかでしか創業融資を受けてない場合、もう一方に申請するのが良いでしょう。

業績悪化でのファクタリングやキャッシングは控えて

資金繰りを改善するに辺り、ファクタリングや個人的なキャッシングという方法がございます。弊社も創業当初はキャッシングで助かった…!という事もありました。

ファクタリングも直ぐに資金が入ってくるので、頼りたくなるものです。

ですが、業績悪化で融資が返済できないような場合、こういったサービスを安易に利用するのは辞めて下さい。多くの会社がこれでドツボにはまっています。

もし、利用を検討するのであれば、税理士さんといった資金繰りの知識がある方に相談しながらやりくりするのがいいでと思います。

本当に返済が出来なさそうなら

業績が悪くもう返済ができない!という方は銀行に返済スケジュールの相談をするなど対処してみましょう。詳細は関連リンクをご覧ください。

関連リンク

創業融資が返せない…創業融資が返済できないときについて

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追加融資は可能か?

公庫か保証協会の借りてない方に申請するのは有り

予想より資金繰りが厳しく、当初受けた創業融資金額だけだと少し足りなかった。こういった時、日本政策金融公庫か信用保証協会どちらか一方しか申請していない方は可能性があります。

日本政策金融公庫と信用保証協会それぞれ大体同じ位の金額を融資してくれる事が多いので、一度相談してみるのがいいかもしれません。

もちろん、一度創業融資を受けているので、簡単に受けれるものではありませんが、なぜ当初の創業融資だけで足りなかったのか。今後の展望をしっかり伝える事で融資は可能です。

また、業績は好調で「利益が出ているけど資金不足」という方についても、事業計画がしっかり出来ていれば融資を獲得できる可能性は高いと思います。

公庫と保証協会両方から既に借入している場合

創業当初に日本政策金融公庫と信用保証協会それぞれから創業融資を借りているという方については、次に借りれるのは「利益が出ているけど資金不足」という状況になってからです。

単純に業績が悪く創業融資が返済できないという状況での追加融資は厳しいでしょう。

創業融資を受けた金融機関から追加して欲しい

日本政策金融公庫から創業融資を受けて、公庫から追加融資をしてほしい。こういった場合ですが。次に借りれるのは「利益が出ているけど資金不足」という状況になってからです。

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大きな環境変化が原因の場合

追加融資を受けられる可能性有

例えば、新型コロナウィルスの影響による業績悪化や資金繰り悪化。経営状況の不安から余剰資金が欲しい。こういったケースは追加融資を受ける可能性は十分あります。

新型コロナウィルス発生時のように特別融資制度が出来たり、日本政策金融公庫ですとセーフティ貸付という制度もございます。

但し、決算が終わっている会社は決算書の数字が大きく融資額に影響するので、いい加減な決算書は作らないように心がけましょう。

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苦しくなる前に心がける事

自社のキャパを把握しておく

資金の持ち出しが必要な業種の場合、自社のキャパを把握し仕事のペース配分はしっかりするようにしましょう。

弊社はあまり創業当初のお客様に固定費を増やすのはオススメしないので、高額な税理士費用は必要無いと考えていますが、苦手な方は追加の顧問料を払ってでもなれるまでは面倒を見てもらっていいかもしれません。

資金繰りに慣れてない、得意でないという方は「え?お金足りないかも…!」というのは突然やってきます。

支払いが出来ないとなると、今後の信用問題になってしまいますからね。

月々数万の収益を馬鹿にしない

J.J.works行政書士事務所では、お客様のメイン事業とは別に収益が発生するお仕事を提供させて頂いております。この趣旨としては、少しでも資金繰りを良くしたいという思いからです。

弊社のお客様の内、こういったちょっとした案件を大事にして、月々数万~十数万程度ですがこういった収益をしっかり上げられる方は事業が長く続く方が多いです。

もちろん、手離れがよく本業に集中できるのが大前提ですが、キャッシュフローを作るという意識は凄く大事だと思います。

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まとめ:創業融資が返せない場合にはどうなってしまうのか?

創業融資の返済が苦しい!こういった時の対処法について申し上げました。

返済が苦しくなってくると、まず追加融資!と焦ってしまいますよね。そんな中、自分は追加融資を受けれるのか否か。冷静に考えるようにしましょう。

事業を改善する為には、追加融資も一つの手段ですが、ただそれだけという訳では無いはずです。追加融資の可能性が低いのにインターネットでずっと調べていても何も生産性はありません。

ご自分でなにをすればいいか、ご参考にして頂ければと思います。

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