会社設立・開業における挨拶状のマナーについて|J.J.works行政書士事務所

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会社設立・開業における挨拶状のマナーについて

会社設立・開業における挨拶状のマナーについて
会社設立・開業をした際、仕事上で付き合いのある方やお世話になっている方に向けて挨拶状を送ることがあります。

メールや公式サイト、SNSでの告知を行うケースも増えてきていますが、直接お付き合いがありそうな方には直にご挨拶をしたいものです。

今回は会社設立時の挨拶状について、マナー・タイミング・重要なポイントをご紹介していきたいと思います。

このページの目次
挨拶状はいつ送る?
誰に挨拶状えを送る?
挨拶状を出すよりも大事な事
挨拶状のポイントについて
挨拶状の例文
挨拶状の形式はなにがいい?
まとめ

挨拶状はいつ送る?

一般的には事業開始の1週間程前

会社設立や個人事業を開業した際、挨拶状を送るのは一般的に事業開始の1週間程前が良いと言われています

2週間前だったり1ヶ月前だったり、色々情報はありますが、何か理由がある相手は別として、殆どはいつ届こうが気にしないので開業前に届いていれば大丈夫でしょう。

とはいえ、開業というのはどのタイミングか微妙ですよね。個人事業主として開業した場合、会社設立で開業した場合、それぞれ解説していきます。

個人事業開業の挨拶状はいつ送る?

個人事業主の場合、税務署に開業届を提出すると開業手続きは完了してしまいます。ですので、個人事業の開業届の提出1週間程度前に挨拶状を送るのがいいでしょう。

会社設立の挨拶状はいつ送る?

会社設立の場合、会社設立日より1週間程度前に挨拶状を送るのが望ましいと言われています。

会社設立は法務局に会社設立申請をした日が会社設立日となります。ですので、法務局に書類を提出する1週間程度前に挨拶状が届くようにしましょう。

ですので、税務局に開業届を提出した段階で、関係各所に会社設立の挨拶状を送るのが一番スムーズだと思います。

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誰に挨拶状を送る?

挨拶状を送るとはいっても、具体的にどこまでの方に出せばいいでしょうか?僕の今までの経験から解説していきます。

お世話になった人

下積み時代や今回の企業に際してお世話になった方には送ったほうがいいと思います。多くってメリットがあるかという話ではなく、マナーですよね。

信頼できる方

仕事は一人ではなかなかできません。仕事は誰と組むという事が凄く重要になるので、一緒に仕事をして楽しかった、信頼できる。こういった方に送るのもいいでしょう。

その方が今起業しているかどうかは別として、何かいいご縁が将来あるかもしれません。

偉い人、お金持ち

社会的地位がる方や資産家の方にも挨拶状を出すのがいいと思われます。こういった上のクラスの方々は周りの人脈も凄い方が多いです。

難しいのが、こういった方々は人を見る目が凄いですし、やましい気持ちを持った人間が群がってきます。

やましい気持ちが先行していると上手く行かないことが多いですが、その方を本気で尊敬しているならば全然問題ないと思います!

絶対にお役に立てると思うクライアント候補

「自分の商品・サービスなら絶対この方のお役に立てる!」こういった方にお送りするのもいいでしょう。

ご縁があれば挨拶状をご覧になってお会いするタイミングもできるかもしれませんし、商品・サービスが刺さればビジネスチャンスになるかもしれません。

意味もなく送っても無駄

ただ何となくサラリーマン時代のクライアントに送ったり、仲がいい訳でもない方に送るのはやらなくていいと思います。

サラリーマン時代のクライアントに送って「客を引き抜こうとした」なんて評判が立っては困りますし、殆どの方が独立の挨拶状なんて気にもしていません。

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挨拶状を出すよりも大切な事

弊社も開業してからある程度たちますので、提携先や取引先のスタッフさんが独立しましたという挨拶状が送られてきます。

挨拶状を受け取った側がどういった感覚でいるか。ご参考に記載させて頂きます。かなり個人的な意見を書いておりますのであくまで参考程度にして下さい。

メールでも手紙でもあまり気にしない

メールや手紙、色々な形で挨拶状が送られてきます。世間では、メールは失礼だとか色々言いますが、受け取る方はそんなに気にしていません。

開業前でも開業後でもあまり気にしない

また「開業前1週間前に相手に差し出すことが望ましい」とよく言われますが、受け取る方はあんまり気にしていないと思います。

実際、弊社もあまり気にしません。開業して1年以上たってから挨拶状がきたりすると「なんで今更?」とは思うかもしれませんが。

挨拶より電話一本の方が嬉しい

わざわざ挨拶に来るまではいらないのですが、メールや手紙で提携的に連絡されるより、電話一本頂いた方が嬉しいと思います。

どういった経緯で起業したか、これからどんな仕事をしていくか。こういった話をしてくれれば仕事も回しやすいですし、今後のお付き合いもしやすいです。

もちろん、電話で時間を取る事が失礼な相手もいるでしょうから、そういった方に対しては気を遣う必要はあると思います。

会社名や住所が残るのは便利

名刺と同様ですが、何か連絡を取りたくなった場合、挨拶状が残っていると連絡先が分かりますので受け取る方としては助かります。

もし何かの機会にビジネスになればという方は、そういった意味で挨拶状を出しておくとなにかビジネスチャンスがあるかもしれません。

ですが、どちらかと言えば受け取る方は電話等でご連絡を頂いた方がうれしいです。

挨拶状を出し仕事は来るか?

基本的に挨拶状を出しても仕事は来ない

提携先や取引先のスタッフさんが独立した。こういった事で弊社も挨拶状をたまに頂きますが、もらったからと言って仕事を出そうとはあまり思いません。

今までの仕事の流れもありますし、今までの組織を離れてゼロからどのような仕事を納品できるかも分かりませんからね。

起業前の関係性が大事

過去に、提携先(営業職)のスタッフさんがホームページ制作会社を立ち上げしたという事で挨拶状をメールにて頂いたことがあります。

弊社のように企業支援をしている事業者と提携すれば、ホームページ制作の仕事がある程度需要があると考えたのでしょう。

大手の会社さんで取引を担当されていた方でしたので、別に仕事ができないという訳ではないのですが、ビジネスライクな付き合いで特に助けていただいた訳でもありません。

こういった方から急に「何かあれば仕事回してください」と連絡が来ても依頼する訳はありませんよね。

一方、いつもできるだけ無理をしてくれて助けてくれたり、自分に対してではなくても周りにそうされている方の場合は別です。

そういった方には、微力かもしれませんがお役に立ちたいと思ってしまいます。経営陣は人間性が大きく影響するので、普段の心がけが大事と思います。

独立前から誠実に仕事をしていると、誰かが見ていて、こういった時に差が出てくるのだと思います。

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挨拶状のポイントについて

挨拶状を作成する際に大切なポイントをまとめましたので項目ごとに解説いたします。

内容は分かりやすく

自分で文章を考える場合、ビジネス文書としてのマナーも大事ですがすぐに内容が分かるように簡潔に分かりやすく記載しましょう。

挨拶状の基本的な構成は、
・前文(挨拶)
・主文(会社設立の報告/業種や事業内容/日頃の感謝/今後のお付き合いについて)
・日付
・差出人(社名・代表者名・住所・連絡先)
となっています。

季節に応じて時候の挨拶を入れましょう。

設立した会社の情報と経緯

初めて挨拶状を作成する際に忘れがちなのが、文中に事業や会社設立の経緯を入れることです。

どんな事業を行っている会社なのか知ってもらうためにも、短い文章でもいいのできちんと経緯をご説明しましょう。

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挨拶状の例文

挨拶状の構成やポイントをご紹介しましたが、具体的な例文もご紹介します。

手紙の場合

謹啓 〇〇の候貴社におかれましては 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます

平素は格別のお引き立てを賜り(または預かり)厚く御礼申し上げます

さて かねてより〇〇〇〇(事業内容)業務を行ってまいりましたが この度〇〇株式会社を設立する運びとなりましたので謹んでお知らせ申し上げます

これもひとえに皆様のご愛顧とご支援によるものと心より感謝しております

今後も御要望(またはご希望)に全力でお応えするため全力を尽くしてまいりますので何卒変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます

令和〇年〇月吉日

〇〇株式会社
代表取締役社長〇〇〇〇

記(または別記)

〇〇株式会社
所在地 〒111-1111 千葉県〇〇市〇〇
電話 11-1111-1111
ファックス  22-2222-2222
事業内容 〇〇〇〇
設立(または営業開始日)令和〇年〇月〇日

メールの場合

株式会社〇〇
〇〇様

お世話になっております。
株式会社△△の▽▽です。

この度、〇〇を専門とする株式会社△△を以下のとおり設立いたしました。これも(貴社/〇〇様/皆様)のお引き立ての賜り物と心より感謝いたしております。

若輩の身ではありますが、(貴社/〇〇様/皆様)のご期待と励ましに応えるべく、日々を精進する所存でございますので、今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

近々ご挨拶にお伺いいたしますが、まずは会社設立のご案内まで申し上げます。

〇〇株式会社
所在地 〒111-1111 千葉県〇〇市〇〇
電話 11-1111-1111
ファックス 22-2222-2222
事業内容 〇〇〇〇
設立(または営業開始日)令和〇年〇月〇日

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挨拶の形式はなにがいい?

郵送で送る場合

挨拶状は、はがきか二つ折りのカード用が用いられることが一般的です。会社の地図を入れる場合はスペースが必要なので、カードタイプのものを選ぶとよいでしょう。

どちらのタイプであっても封筒に入れて送るとより丁寧です。

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直接挨拶はした方がいいのか

定期的に手紙やメールを送るより、もちろn直接連絡をした方が相手方の心象もいいですし、親近感も全然違います。

深く付き合いのある取引先には直接挨拶に向かった方がよいとされますが、直接会うとなると先方も時間を取られる事になります。

また、電話で時間を取られる事を嫌う方もいらっしゃいますので、その点は配慮するようにして下さい。

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まとめ:会社設立・開業における挨拶状のマナーについて

今回は、会社設立・開業時に送る挨拶状について解説いたしました。
郵送やメールの場合に使えるひな形もきさいしておりますのでご活用下さい。

併せまして、お世話になった方には当然ですが、その他どのような方に送ればいいのか。闇雲に送っても生産性はありませんし、お金もかかってしましますよね。

また、実際に挨拶状を受け取った時の印象(個人的感想ですが)や、今までの関係性が重要である事。挨拶状だけでは中々お仕事にならない事。

こういったことを解説させて頂きました、個人的な意見が多かったですが、皆様の参考にしていただければと思います。

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