創業融資が返せない…創業融資が返済できないときについて
融資を受けたけど、業績悪化などが要因で返済ができないという事例もあります。
当初の計画通り返済できないことで、焦って不安になってしまうかもしれませんが、冷静にその時できる対処法について考えていきましょう。
【目次】
融資の返済ができない場合どうなる？
返済が難しい場合の対処法について
返済できなくなった時に知っておいていただきたい事
自己破産を考えたら
まとめ
融資の返済ができない場合どうなる？
当然信用情報に記録される
融資で借りたお金の返済が滞った場合、信用情報に記録は当然残ります。どの程度の遅れかによって、記録の残り方は変わります。
毎月の返済が遅れがちなのか、数カ月返済していないのか。それにより、情報の残り方というのは異なるのですが、支払い状況は全て情報として残ってしまいます。
今後の借入にも影響する
事業資金として融資を受ける、もしくはキャッシングでも同様ですが、融資の返済が遅れている若しくは出来ていないと、その程度によりそれなりの影響がでます。
毎月キャッシングの返済が遅れていて、まともに返済できないという方が創業融資を借りたいと言っても常識的に難しいですよね。
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返済が難しい場合の対処法について
毎月の返済が難しいと感じた時に取るべき対処法についてご紹介いたします。
担当者に相談して返済額の変更（リスケ）
金融機関などの担当者に相談すると、月々の返済額を変更してもらえることがあります。これをリスケと呼び、可能な範囲内で返済金額を変えてくれます。
それまでよりも毎月の返済額を減らすため、返済回数は増えてしまいますが月々の負担は軽減できるので、売上や収入が減少した場合には有効です。
相談もせずにずっと無理して返済をしていても、続かなければしょうがないので、相談すれば毎月の返済額を変えられるかもしれないと知っておいて下さい。
ファクタリングはオススメできない
売上自体はあるものの、タイミングが悪く掛金が支払われていないため手元に現金がないという場合はファクタリングを行うという選択肢もあります。
ですが、借入金を返済できない状況であれば、そもそも利益が出ていないという事が多いので、安易にファクタリングに手を出さないでください。
ファクタリングを利用する場合、手数料を支払っても確実に利益が残る事を確認するようにしましょう。
顧問税理士に相談してもいいと思いますので、できれば第三者（可能であれば専門家）の意見を必ず確認してくださいね。
追加融資
返済が苦しいので追加融資を受けたいといった相談をよく受けるのですが、返済が苦しい状況では追加融資も難しい事が多いです。
苦しくなる前に、事前に動くようにしましょう。
また、新型コロナウィルスの影響により売上減少している方については、特別貸付でしたら借入できる可能性があるので金融機関に相談してください。
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返済できなくなった時に知っておいていただきたい事
しばらく借入できなくなるが、ずっとではない
融資金の返済が滞ってしまうと、当然ですが今後借入が出来なくなってしまいます。ですが、ずっと借入ができないという訳ではありません。
厳密に言うと、ずっと借入できない人とそうでない人に分かれます。この違いはなんなのでしょうか？
金融情報がブラックになった経験がある方でも、その後借入ができる方というのは以下の特徴があります。
〇コツコツ頑張って返済した
〇再度立ち上げた事業がうまくいっている
直ぐにという訳ではありませんが、こういった条件をクリアする事でまた融資を受ける事は可能なのです。
だからこそいい加減な事はやめて下さい
資金繰りが苦しいと、返済を飛ばしてしまったり、遅れがちになったりという方が多くいらっしゃいます。
ですが、前述したとおり、真面目にやっていれば次に借入したいという時に必ずプラス（というかマイナスになりにくい）になります。
きっちりリスケなりの相談をして、一回した約束は守るようにして下さい。
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自己破産を考えたら
自己破産も一つの方法
返済が苦しくなってきて遅れがちになっても、コツコツ返済していれば次の融資の可能性はあると申し上げました。
ですが、自己破産という選択肢もあります。
今後どのような人生を歩んで行くか、どうなれば自分が幸せか。よく考えて頂き、時には自己破産という選択肢も良いと思います。
自己破産については、弁護士さんに相談してくださいね。
自己破産は次の融資が厳しくなる
自己破産した理由にもよりますが、自己破産した方は次の融資がかなり厳しくなります。
日本政策金融公庫には再チャレンジ融資という制度があり、自己破産した方でも大丈夫！というイメージがありますが、イメージだけでそんな事はありません。
やむを得ない理由での自己破産（親族の保証人など）は大丈夫ですが、自分が受けた融資を理由なしに自己破産で飛ばした人に次の融資はありませんよね。
社長さんに幸せになって頂ければ弊社は良いので、自己破産を否定する訳ではありませんが、次の融資はかなり厳しくなるという事だけ知っておいて下さい。
もう次は社長という生き方をしないのであれば、自己破産もいいと思います。あとは金額にもよりますよね。
自己破産するにしても止めて欲しい事
弊社に再チャレンジで相談にくるお客様でよくいらっしゃるのが、自己破産するからといってキャッシングで借りられるだけ借りて自己破産した。という方です。
今後、再度事業をやりたいのであれば、こういった事は絶対にやめて下さい。
自己破産がやむを得ない理由があり、再度チャレンジした事業がうまくいっていたとしても、融資の際にかなり厳しくなる事があります。
信用情報が残っている場合、自己破産直前にキャッシングを連発した。というのが分かってしまうのです。こんな人、誰もお金を貸しませんよね。
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まとめ
創業融資を受けた後、実際に事業が始まってからは誰もが上手くいくわけではなく、様々な理由で返済が困難になることもあるでしょう。
しかし、その時にどんな方法があるかを知っておくだけでも事業継続の可能性が変わってきます。
なるべく早く相談することを前提に、本記事でご紹介した対処方法をご検討されてもいいかもしれません。
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計画的な創業融資はJ.J.works創業融資サポートまで
創業融資の返済が上手くいかないことの理由の1つに、創業時の事業計画が的確ではなかったというものが挙げられます。
J.J.works創業融資サポートでは、無理のない内容での計画書の作成を専門家が行います。
また、ヒアリングの結果ご自分では気づいていなかった自己資金を拡充も可能なケースもございますので、当初の予定よりも少ない融資額に押さえられる可能性もあります。
まずは一度、お電話・メール・LINE等でお気軽にご相談くださいませ。
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