日本政策金融公庫で追加融資を受けたい!審査はどうなる?
「日本政策金融公庫から追加融資を受けたいが審査に通るか不安…」
「追加融資の面談を成功させる為のアドバイスが欲しい」
こうした疑問に答えるべく本記事では、日本政策金融公庫から追加融資を受ける際の貸し出し審査や追加融資を成功させる上でのポイントについてご紹介します。
日本政策金融公庫における追加融資審査の流れ
それでは早速、日本政策金融公庫に対して追加融資を申し込む際の流れについて解説します。
日本政策金融公庫に対する追加融資申し込みの基本的な流れは、初回融資を申し込む際と同じです。ただし、追加融資の審査は事業実績を主な判断材料として決定される為、申し込みの際には以下の様な書類を追加で提出する必要があります。
・確定申告書
・賃借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書
・通帳のコピー(事業用)
こうした書類の記載内容と面談の内容を踏まえた上で、追加融資の可否が決定されます。
日本政策金融から追加融資を受ける為のポイント
ではここからは、日本政策金融公庫から追加融資を勝ち取る上で押さえておくべきポイントについて見てみましょう。
追加融資を受けやすいタイミングで申し込みを行う
追加融資を受ける際に最も重要となるのが、融資を申し込むタイミングです。追加融資の可否は現在の事業実績を基に判断される傾向が強いので、自身の事業が安定した運営を行っている証拠を提出可能な段階で申し込みを行うのがおすすめです。具体的には、
・創業から1期以上経過している
・借り入れ金の支払いを延滞した事がない
・決算書上で利益が出ている
といった条件を満たしていると、追加融資の審査において公庫側からプラスの評価を得る事が出来ます。
残債を出来る限り少なくしておく
残債の割合が多いまま追加融資を希望した所で、審査を通過出来るケースは稀です。追加融資の申し込みは、今ある借入金の3~5割程度を返済し終えた段階で行う様にしましょう。
また同じ額の借り入れ金を返済しておくにしても、毎月一定額を安定して返済しておく方がお金に余裕のある時に一括で返済しているケースよりも公庫側の心象が良くなる傾向があります。
まとめ:日本政策金融公庫で追加融資を受けたい!審査はどうなる?
いかがでしたか?本記事の内容をまとめると、
・日本政策金融公庫に追加融資を申し込んだ際の審査は、基本的に初回融資時と同様の手続きが行われる
・追加融資の可否は事業実績や経営状況を主な判断材料とする為、事業における財政状況が良好であることを示す書類を揃えた上で審査に臨む事が重要である
という事でした。追加融資の審査では提出する書類の内容がより重要となるので、審査結果に不安の在る方は予め行政書士をはじめとした専門家に相談してみる事をおススメします。
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