起業メンバーの募集はどうやって行うべきか?
「起業する際のメンバーをどうやって集めるか」という問題は、起業家が最初にぶつかる大きな壁の1つです。
失敗のリスクを考慮した上で、自分について来てくれるマインドと高い能力を備えたメンバーをどの様にして集めるべきか?本記事では、起業する際の初期メンバーの集め方について考えてみましょう。
起業パートナーの見つけ方
それでは、起業パートナーの見つけ方について詳しく見ていきましょう。起業する際の初期メンバーの募集方法としては、次の3つが一般的です
仕事仲間や同業種の人と起業する
1つ目は、現在の仕事先で知り合った同僚や先輩そして同業他社の方と一緒に起業する、という方法です。
この方法を採る事のメリットは、実際にその人がどの程度仕事が出来るのかを起業前に正確に把握出来ている、という点です。特に今まで会社内で同じチームを組んだ人と起業を行うケースであれば、業務分担や仕事上の連携も卒なくこなす事が出来ます。
起業パートナー募集サイトを利用する
2つ目は、起業パートナー募集サイトに人材応募をかける、といった方法です。
この方法で人材募集を行う上での最大のメリットは、自分の知り合いという枠を超えた膨大な人材の中から必要なスキル・業務経験を持った人と巡り合える、という点です。近年では「ワークコラボ」や「MeetEntre」を始めとした数多くの起業パートナー募集サイトが登場しており、こうしたサイトを上手く活用する事で様々な人材を集める事が出来るでしょう。
ただし、ネットを通した人材募集だけでは相手の性格や自分との相性までうかがい知ることは出来ません。身に付けている経験やスキルも重要ですが、起業時のメンバー間には何よりもチームワークの良さが求められます。最終的にどの人を起業メンバーに加えるのかは、実際に対面を重ねた上で決める様に心がけましょう。
過去に培った人脈を活用する
そして3つ目が、学生や社会人時代に関わらず今まで築いてきた人脈を活かして起業メンバーを見つける、といった方法です。
先述した2つの人材募集方法と比べて曖昧なやり方だと感じるかも知れませんが、「昔の知り合いと久しぶりに再会して起業話を持ち掛けたら一緒にやる事になった」といったケースは非常に多いです。
特に学生時代から友人関係にある人とは、お互いの人柄について深く理解し合っている為にスムーズに業務に取り組める、といった傾向が見受けられます。
まとめ:起業メンバーの募集はどうやって行うべきか?
起業時のメンバーは会社経営が苦しい時期を共に乗り越え、少しずつ事業規模を拡大していく過程を共に過ごす特別な仕事仲間です。相手の能力や自分との相性・縁・その他様々な要素を吟味した上で、ぜひメンバー全員が納得のいく創業チームの結成を目指して下さい。