起業家にとって必要な力とは?
起業するにあたり、各種書類や店舗の確保など様々な準備が必要になります。それらの作業は大変時間もお金も労力もかかる重労働であります。
しかし、場所や物を用意するだけで満足してはいけません。
大事なことは起業家本人にあります。
起業家の1つ1つの行動によって、その会社が軌道に乗れるのかがかかっています。
さて、起業家にとって必要なことは何でしょうか。
お金があるだけでは成功を掴むことはできません。成功している起業家は普通とは何が違うのかご紹介させていただきます。
成功した起業家に共通するスキルとは?
成功を収めた起業家は、起業前からスキルを持っています。そのスキルは会社経営で活かされています。
経営に必要な様々にありますが、特に注目したいスキルがこちらです。
・マーケティングスキル
自社の分野を分析することを重視し、マーケティングの4Pの考え方に重きをおく経営者が多いです。マーケティング4Pとは、製品(Product)、場所(Place)、価格(Price)、販売促進(Promotion)を戦略・分析することです。
自社のことはもちろん、他社の分析も行うことで視野を広く良い経営を行うことができます。
業界動向や顧客のニーズに沿うことも重要です。
・技術を習得している
成功をおさめた起業家は、基本的に様々な技術を持っています。
ITスキル、会計、経理、営業など活躍できるスキルはある程度できる人が大半です。
起業家たるものお金の管理には厳しくなくてはいけません。そして、今の時代ではパソコンスキルはあって当たり前のような。
技術を持ち、社員をリードしていきましょう。
・マネジメントスキル
社員の質=会社の成功に繋がります。社員の質を上げるには、モチベーションを高くもらう必要があります。
ただ褒めれば良い、ただ注意すればいいということではいけません。
社員を大事にする、社員に信頼される。
当たり前のようなことでも、中々難しいことです。
起業した日本企業の現状は?
起業し会社を経営することまでは、やろうと思えば誰にでもできることであります。
ただ、黒字で会社を経営していけるかどうかは経営者によって大きく変わります。
起業してから1年後にも経営を続けられるのは40%、さらに5年後にも経営を続けられるのは15%と減少していきます。
しかし、今では有名なSoftBankの孫さんやAppleのスティーブ・ジョブズも起業家であり彼ら自身の力で世界有数の大企業となりました。
成功者の心得としては、「どんな素晴らしいビジョンを持っていても、命がけで闘わなくては実現には至らない。」(SoftBank 孫さん)と経営に覚悟を持って臨んでいます。
このような意見を述べる成功者が多くいます。
もちろんITスキルなど需要性のあるスキルも必要ですが、精神面や人間性も会社を経営するにあたり必要になります。
どれだけ会社を思い経営を進めることができるか、その度合いが経営に影響するのかもしれませんね。
言えば起業することは簡単ですが、経営は難しくなります。
まずは起業の前にできることを考えてみましょう。
まとめ
今では起業し成功を収めた会社でも、スタートアップからうなぎのぼりの経営を続けられるのはごくわずかに限ります。
大前提に完璧な経営などはありません。ただ、どれだけピンチになっても会社を軌道に乗せることも起業家としてのスキルです。
起業家として必要なスキルを身につけて挑戦してみると、また違う景色が見えてくるかもしれませんね。