会社設立にはどれくらいの時間がかかるのか?
会社設立には資金や事業内容など考えることはたくさんありますが、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?手続きや書類作成などをしていると3週間くらいはかかってしまいます。
それでも思わぬ事態や審査に手間取ってしまえば、さらに時間はかかるでしょう。会社設立をスムーズに行うためにも、設立までのスケジュールを立ててやらなければいけないことをリストアップしてみることが大事です。
手続きの進め方によっては1週間以内で設立できる
会社設立にかかる時間は大体1週間前後と言われていますが、事前準備をしっかりしておけば1週間以内で出来ることもあります。
定款作成をする
会社の規定などを定めた憲法のようなものを定款と言い、この定款の作成が必須です。
定款作成はインターネットから無料でテンプレートをダウンロードすることが可能です。定款作成が終了すると定款認証を公証役場でしてもらいます。短期間で設立したい場合には、ここまで終わらせておく必要があります。
会社の実印や会社で使う個人の印鑑を作っておく
会社設立には登記書類作成や様々な書類作成があるので、会社の実印や個人の印鑑を用意しておくと早く作成することができます。
登記の申請や届出等は速やかに
書類や印鑑の作成だけで会社設立は成り立ちません。大事なのが、登記の申請や開業届の届出、銀行口座の開設などです。会社を運営する上でとても大事な項目なので的確にかつ迅速に行いましょう。
登記の各種申請
登記には登記申請書や定款、代表取締役や監査役などの就任承諾書などの各種書類があり、全て作成しなければなりません。
そのあとは法務局で登記の申請をしますが、ここで不備があると会社設立は遅れてしまいます。不備がないと約1週間で登記が受領され、その日が会社設立となります。様々な作業を始めてから登記申請が終わるまではだいたいが10日前後と考えておきましょう。
各種届出
登記以外にも各種届出が必要になります。法人設立届出書や保険に関する届出書が細かくあります。届出が1枚でも不足した場合は、設立の期間も長くなるでしょう。
まとめ
会社設立までの期間は最短1日でできることもあれば、3週間ほどかかる場合もあります。最短で設立させたい人は、必要な書類や申請の準備が完璧であることが必須です。
しかし、慌ててしまい、書類や申請書に不備があっては設立が大幅に遅れることもあるので、丁寧にかつテキパキとこなしていきましょう。