登記証明書の発行方法について
みなさん、こんにちは。
今回の記事では登記証明書の発行方法について解説していきます。
もしこの書類を発行する予定のある方は是非参考にしてみてください。
登記証明書とは
ここでいう登記証明書とは「登記事項証明書」のことを指します。
登記事項証明書は登記記録に記録されている事項の一部あるいはすべてを証明する書類です。
さて、この登記証明書はどのようなときに使うのでしょうか。
まずは決算申告です。
これは法人税を納付するときに行い、その際に本店所在地や資本金などの正確な情報が必要となりそれを証明するために登記証明書が用いられます。
次は銀行関連です。
銀行で口座開設あるいは融資を申し込むときに登記証明書が必要となります。
お金を扱う金融機関だからこそ、その法人がきちんと存在しているのかや役員構成が変わっていないかなどの不審な点がないかをしっかりと調べる必要があるという背景がそこにはあるようです。
登記所での登記証明書の申請の仕方
まず最初に登記所での登記証明書の発行方法について説明します。
この場合だと管轄する登記所に出向き、申請書に必要事項を記入します。
そしてそれを窓口に提出するという流れになります。
ネットからの申請方法
登記所に出向く以外にも、ネットからその発行の申請を行うことも可能です。
その際には以前の記事でもご紹介した「登記ねっと」を利用します。
この登記ねっとを通した申請方法には多くのメリットがあります。
まずは手数料が抑えられるということです。
登記所で申請手続きをした場合手数料として600円が、オンライン申請して郵送で受け取る場合は500円の手数料となります。
また、オンライン申請後登記所等で受け取るときは手数料が480円です。
以上よりネットから申請する方が安上がりです。
その他にも申請を行える時間が登記所での手続きよりも長いというメリットもあります。
さて、登記ねっとから登記証明書の交付申請をするときの具体的な方法について説明します。
交付申請の場合、必要事項をウェブ上から入力するだけで手続きが完了する「かんたん証明書請求」という申請書の様式が利用でき大変便利です。
なお、登記ねっとを利用の際は申請者IDを事前に取得しておきましょう。
まとめ
今回の記事では登記証明書の発行方法について解説しました。
登記所での申請、オンライン申請の2つの方法がありますが、お手軽さや手数料のことを考慮するとオンライン申請を選択することをおすすめします。
是非参考にしてみてください。