登記ねっとってなに?登記ねっとの活用方法について
みなさん、こんにちは。
みなさんは登記をされるときどこでそれを行いますか。
法務局に直接出向くものだと考えている方が多いのではないかと思います。
ですが、実はネット上から登記ができるのをご存知ですか。
今回の記事ではネットからの登記、より具体的には「登記ねっと」の概要などについて解説していきます。
「登記ねっと」とは?
登記ねっとは通称で、正式名称は「登記・供託オンライン申請システム」といいます。
その名前にある通り、このシステムを通して登記並びに供託に関連する手続きを行うことができます。
登記ねっとを利用するためにはあらかじめ申請者IDというものを取得する必要があります。
ご利用の際はその点に注意しましょう。
「登記」も可能
起業や独立した際に、法人を立ち上げる方も中にはいらっしゃると思います。
その際には「商業/法人登記」というものを行う必要があります。
そもそもなぜ登記というものが必要なのかというと、登記されるものに対する権利関係を社会に公示するためにそれを行うのです。
こうすることにより法律によって権利などが保護されるのです。
だからこそ登記をしなければならないのです。
さて、登記の仕方についてですが一般的に知られているのは登記に関する書類を一式揃えて登記所(法務局)に提出する方法だと思います。
しかし、わざわざ登記所にまで足を運ぶのも正直面倒だと思います。
そこで登場するのが「登記ねっと」です。
この登記ねっとを利用すれば、その手間も一気に省くこともできます。
ただし、登記ねっとを通じて登記申請を行う場合は申請用総合ソフトのインストールならびに電子証明書が必要となります。
「供託ねっと」も利用可能
登記・供託オンライン申請システムには登記ねっとの他に供託ねっとというものがあります。
供託というのは相手がお金を受け取れる状況下にないがその人に支払いの意思がある場合に、支払いの義務を履行するための方法です。
例えば、家賃を支払おうとしても大家さんが突如行方不明になってしまい、家賃を払えない状況などはその例に該当します。
供託ねっとでそのような供託に関わる手続きが行えるというメリットがあります。
まとめ
今回の記事では登記ねっとについて解説しました。
登記ねっとを用いれば登記手続きがネット上で手軽に行えるというメリットがあります。
他にも同一システム内の供託ねっとを利用すれば供託に関わる手続きも行うことが可能です。
是非参考にしてみてください。