良くある疑問に答えます!行政書士とは何者?
みなさん、こんにちは。
さて、法律に関係する職業といえば何がありますか。
弁護士、行政書士、司法書士これら3つが出てくるかなと思います。
弁護士の仕事はたびたびメディアで取り上げられますからイメージしやすいと思いますが、行政書士は何を普段仕事としているか想像つきますか。
正直よく分からないですよね。
そこで今回の記事では知られざる行政書士について詳しく見ていきます。
主な仕事は「書類作成」
行政書士は誰もがなれるわけではなく、国家試験に通った者だけが行政書士を名乗ることができます。
主な仕事ですが「書類作成」です。
ここでいう書類は行政機関に提出書類のことを主に指します。
例えば不動産登記や商業登記に関係する書類等を代行して作成するというのが主な仕事です。
他にも相続の相談などに代表される相談業務等も請け負っています。
弁護士と何が違うのか?
法律家といえば真っ先に思い浮かぶのが「弁護士」だと思います。
とはいうものの、書類の作成代行を行ったり相談業務をしたりと行政書士と弁護士は似通っているように思えますね。
さてこれらはどの点が異なるのでしょうか。
まず挙げられるのは「代理人になれるかどうか」です。
弁護士は民事事件でも刑事事件でも、前者の場合は依頼主そして後者の場合は刑事被告人の代理人として彼らの権利を守るために色々な措置を講じるのが仕事です。
民事事件であれば依頼主の代理人として相手方と交渉するのが彼らの仕事なわけです。
一方で行政書士は法律に関係する相談に乗りアドバイスはしますが、彼らは代理人になることはできません。
つまり依頼主に代わって相手方と交渉したりすることができないということです。
続いては「法律行為ができるか否か」です。
弁護士は当たり前ですが法律にかかわるすべての業務を行えるので裁判所に提出する訴状の作成が行えますが、行政書士はそのような法律行為は一切行うことができません。
まとめ
今回の記事では知られざる行政書士の仕事などについて見ていきました。
一般的に法律家というと弁護士を想像される方が多いかと思いますが、行政書士も弁護士にはその業務範囲は狭まりますが、街の法律家として機能しています。
例えば、クーリングオフに関わる事案についても相談に乗り、書類の作成代行をしてくれる行政書士さんもいらっしゃいます。
今回の記事を通して行政書士の仕事への理解が深まると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。