ブラックリスト記載の社長が1,000万円融資を受けた事例|J.J.works行政書士事務所

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ブラックリスト記載の社長が1,000万円融資を受けた事例

【この事例の概要】
〇起業して3期目の法人
〇直近の年商2億円程度
〇事業は好調だが運転資金が足りない
〇社長は一度事業に失敗している
〇失敗してから新たに会社を作った
〇前の会社は税務申告もせず放置している
〇社長は200万円のキャッシングを踏み倒ししている

【この事例の問題点】
〇事業の失敗はやむを得ないが税務申告もせず会社を放置は金融機関としては不信感がある
〇キャッシングの踏み倒しは金融機関として致命的な不信感

【この事例の対策】
〇税務申告をせず会社を放置した理由は社長の責任で無いと説明
〇キャッシングの未返済はやむを得ない事だったと説明
〇資金繰りが改善すればキャッシングも返済できる旨を説明

【この事例の結果】
〇日本政策金融公庫から1,000万円融資獲得

今悩んでいる方のご参考になればと、書ける範囲で解説していきます。

【目次】
この事例の概要
この事例の問題点
この事例の対策
この事例の結果
この事例のまとめ

この事例の概要

起業して3期目の法人

今回ご相談にいらした社長様は設立して3期目の法人を経営していらっしゃいました。決算書の内容はあまりきっちりしているなという印象ではありませんが、税務申告はしていました。

直近の年商は2億円程度

現在の年商は少し落ちている状況ですが、直近決算の年商は2億円程度とかなり基盤が固まった事業を行っていらっしゃいました。

事業は好調だが運転資金が足りない

今回のお客様の事業モデルは、スタッフを現場に行かせて売上が上がる。売上を拡大するにはスタッフを増やす必要があるモデルです。

問題は売上入金より前に給与の支払いが来てしまう事。先に給与を支払う資金が無いとスタッフを増やす事ができない。オーダーがあっても対応できない。という悩みがありました。

その為、知人や怪しい金融屋から一時的に資金を借りて給与を支払い、売上が入金されたら高い金利を支払って返済する。この高い金利が利益を圧迫して苦しいとい悩んでらっしゃいました。

過去事業に失敗している

今回相談にいらした社長様は、7年程前に一度ご家族と一緒に起業して失敗した経験がありました。お父様が代表取締役、お客様自身は取締役として登記していたそうです。

現在の会社は失敗してから新たに設立した

お父様と一緒に過去立ち上げた会社での事業を廃業した後、新たにご自身だけで会社を設立し、会社設立3年で年商2億円までのビジネスにしたそうです。

前の会社は税務申告もせず放置している

お父様と一緒に起業した会社ですが、この会社は売上も全く立たずに失敗してしまったので、経費を支払うお金もなく一度も税務申告もせず放置してしまっているとの事でした。

過去に200万円のキャッシングを踏み倒している

お父様と起業した会社が全く売上が無かったので、生活苦からカード会社で200万円程度キャッシングを行い、収入も無いので当然返済していませんでした。

その後、ご自宅の引っ越し等があり、それに伴い返済の請求も来なくなった事から現在に至るまで200万円のキャッシングは一切返済をしていないという状況でした。

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この事例の問題点

前の会社は税務申告もせず放置

事業を失敗してしまう、これはやむを得ない事です。ただ、失敗したとは言え「平気で税金を払わない税務申告もしない」という社長には融資はできません。誰も信用しませんよね。

これは、現在の会社と関係ない所での話でも同じです。中小企業の社長の場合、会社も社長個人も同じように見られてしまうので過去の会社の状況も審査に影響するのです。

キャッシングの踏み倒し

そもそも融資(お金を借りる)のに、過去に借りたお金を平気で返していないというのは致命的です。こういったケースでは融資を受ける事は難しいです。

ですが、お金を返す事が出来ないという事にも理由があります。単なる経済的理由なのか、それ以外にやむを得ない理由があるのか。その理由によって結果は変わってきます。

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この事例の対策

前の会社を放置したのは自分の責任では無い

前述したとおり、「税務申告もしない税金も払わない」こうした事をして平気な人には誰もお金なんか貸したくありませんよね。

ですので、今回のケースでは「自分には責任が無い」という説明を日本政策金融公庫に行いました。前の会社では「お父様が代表取締役、社長(相談者)は取締役」として登記されておりました。

ですので、社長(相談者)には前の会社は代表取締役だった父が全て管理しており、自分は関わっておらず気が付いたら手遅れだった。改めて作った会社はしっかりしています。

と、廃業した会社の税務申告についてはご自分は非がなく、ご自分が設立した会社はしっかりやっている。と自分は真面目で誠実であるという説明をし政策金融公庫に理解してもらいました。

キャッシングの未返済はやむを得ない事だった

借りたお金を返済しなくて平気な方は誰も信用してくれません。そして、平気でお金を借りる方もあまり信用されませんよね。

なぜキャッシングをしたのかという理由については「父との起業に失敗し、家族もいて何とか生活をやりくりしなければいけずに」という理由を誠実に説明して頂きました。

そしてまだ未返済の理由については「生活費を確保するには事業を行う必要がある」「事業の為には人件費の前払が必要」「その為には余剰資金が不可欠」であるという理由を説明しました。

やむを得ない事情でキャッシングをし、余剰資金が無い限りキャッシングの返済はできない。と現在は経済力はあるが返済できない理由をしっかり説明し日本政策金融公庫に理解頂きました。

ここで、現在年商2億円という実績が日本政策金融公庫の理解を後押ししたと思います。

資金繰りが改善すれば全て解決する

結局、借りたお金を返さない人にはだれも融資してくれませんので、「本当は返したい」「今は返済したいけどできない」「融資で資金繰りが改善すれば解決する」という事を説明するしかありません。

「融資で資金繰りが改善すれば毎月のお給料が安定して取れる」「お給料が取れればキャッシングを返済できる」という事を資金繰り表を作成し説明しました。

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この事例の結果

日本政策金融公庫で1,000万円融資獲得

色々な書類を作成しましたが、無事1,000万円の融資を獲得する事が出来ました。審査期間は1カ月程度、通常の融資が2週間程度の審査ですので、こういったケースでは時間はかかってしまいます。

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この事例のまとめ

審査にプラスになった点

一度失敗して這い上がった経験
一度失敗したが諦めずにチャレンジし、安定した事業を立ち上げしたとう実績経験は日本政策金融公庫は高評価してくれます。

年商2億円という実績の信頼
一度失敗して成功した。どの程度が成功かは何とも言えませんが、年商高が大きいというのはやはりすごい事です。もちろん、赤字ではいけません。

売上を大きく見せるというような小手先の手法ではなく、しっかり安定した事業で数億の売上を回せる。こういった本当の実績が必要です。

まれに、融資を受ける為に他所の会社から売上を回すというお話を聞いたりしますが、嘘の実績ではどうしてもバレてしまい無意味なので注意して下さい。

問題点と対策

失敗した会社の税務申告を放置
どういった理由であれ、廃業した会社の税務申告を放置しているというのは政府系金融機関の日本政策金融公庫は好ましく思いません。

このケースでは、当時自分は取締役として登記していただけで、経理や税務申告といった手続きは代表取締役である父親にまかせており自分に責任はないと説明をしました。

キャッシング200万円の踏み倒し
過去のキャッシングの踏み倒しがあると、正直に申し上げて融資を受ける事ができる可能性は大きく下がります。ただ、大事な事は自分自身に返済する力があるかという事です。

もし「事業に利益が出ているが資金繰りの関係でどうしようもない」こういった事情であれば、「融資を受ける事ができれば全て解決する」こういった状況であれば十分可能性はあります。

あとは、資金繰り表やその他資料を準備して、その状況を説明すればいいのです。

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最後に

融資を受ける事ができれば楽になれるのに、キャッシングを踏み倒している過去があるから、、、

もしこういった方がいらっしゃいましたら、一度失敗した状況から事業を安定させるまで立ち上がったかのでしたら、十分可能性がある事を知って下さい。

手間はかかってしまいますが、融資を受ける事で事業が安定するのであれば、諦めずに一度検討してみて下さい。今回のお客様も最初から諦めていらっしゃいました。

ですが、融資を受ける事が出来、怪しい金融屋から高い利息を支払わなくていいようになり、日に日にキャッシュが安定して以前とは人生が変わったとおっしゃっています。

この記事をご覧になって参考になれば幸いです。

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