起業後のホームページ制作会社の選び方
ホームページ制作ってどうすればいいかって起業当初は選び方ってわかりませんよね。今回は起業の際のホームページ制作会社の選び方について解説していきます。
【目次】
ホームページで仕事は来るか
・努力をしないと仕事は来ない
・まずホームページを見られる努力
・問合せを呼ぶ努力
ホームページ制作会社選びの判断軸
・会社案内程度にしか使わない場合
・ホームページで集客したい
依頼しない方がいいホームページ制作業者
・ホームページで集客したい
前提としてホームページで仕事は来るか
努力をしないと仕事は来ない
ホームページ制作会社を選ぶ時に前提として知っておきたい事は、ホームページから仕事を取るのには凄く努力が必要だという事です。
僕自身、このサイトから集客をして事業が成り立っているので経験から断言出来ますが、何処の会社が作ったとしてもホームページを作っただけでは全く受注は無いという事です。
ホームページを作っただけで仕事が沢山来たら誰も苦労しませんよね。やり方は色々ありますが、一般的には次のような事をしてホームページで集客をします。
まずホームページを見られる努力
ホームページというのは、まず誰かに見てもらわないと仕事の問合せが来ません。そこで、大まかに次のようなやり方でまずホームページを見てもらう努力をします。
その① リスティング広告
グーグルで検索すると最初の方に「広告」と緑色の表示があるページがあると思います。これはリスティング広告を利用しいているページです。
誰かがワンクリックしたら〇円、といった料金体系でグーグルの検索上位に表示する事が出来ます。お金を払ってしまえば誰かがホームページにアクセスしてくれるので手っ取り早い方法です。
金額はお仕事の内容で違います。ただ、手っ取り早い方法ですので同業他社も手を出してきますからそれなりのコストがかかると思ってください。
その② SEO対策
SEO対策というのは「ホームページ制作」と検索した場合前述したリスティング広告のすぐ下に、出来るだけ上に表示されるようにする対策の事です。
検索で上位に表示されるのは検索サイトが勝手にやる事なので料金はかかりません。
SEO対策というのは「ホームページ内部の設定を最適にする方法」と「検索した方の役に立つホームページに作っていく方法」の二通りの方法があります。
「サイト内部の設定を最適にする方法」というのは、あまり重要視する必要は無いと思います。グーグルのような検索サイトというのは検索する方に便利で使いやすいと思ってもらう為に運営しています。
ですので検索で上位表示されるには「検索した方の役に立つホームページに作っていく方法」しか究極的には方法が無いのです。
役に立つホームページというのは、「知りたい事が分かり易く沢山情報がある」というイメージで良いと思います。SEO対策はそれを目指してコツコツホームページを修正していく事になります。
問合せを呼ぶ努力
ホームページにアクセスを呼べる事ができたら、ホームページ全体を読んでいて問合せしたい気持ちになるか?サービスや商品の内容や価格は他社より強いか?
こういった、自社が他社の商品サービスと比較して勝っているか、問合せしたいと思うような作りになっているか、という事を日々修正していきます。
同業他社も沢山いますので、この作業に終わりはありません。
「集客できるページを制作」に高い金を払う必要は無し
「集客できるホームページを制作します」という謳い文句をよく見ますよね。前述したとおり、集客できるホームページというのは、修正を重ねて作り上げていくものだと思います。
確かに集客する為のホームページというのは、より見やすくする為に画像を沢山作成したりと料金が高くなりますが、それ以上に自分で修正を重ねていく事の方が大事なのです。
何が言いたいかというと、作るだけで集客できるというようなイメージで他社より高い料金でホームページ制作を受注する業者がいるので注意しないと勿体ない事になるという事です。
集客できるホームページを制作します
⇒作るだけでは無理、ヤバイ業者かもしれません。
集客できるホームページへの成長をサポートします
⇒正しい、良い業者の可能性が高い。
というようなイメージでしょうか。
ホームページ制作会社選びの判断軸
対外的に会社案内用のホームページが欲しいのか、それともホームページで集客をしたいのか。ホームページ制作のニーズはこの二つに大まかに分かれると思います。
会社案内程度にしか使わない場合
判断軸は制作料金と月々の管理費だけ
会社案内に使えればいい。こういったニーズの場合は「初期費用」「管理費」を軸に判断しましょう。内容によりますが、この場合の相場感は初期費用15万円、維持管理費月額8,000円程度でしょうか。
これを超えると高いです。よほどお金をかけない限り出来上がるホームページは大差ありません。40万円かけて作成しただけでは1円の売上にもならないと考えると本当に勿体ないと思います。
特に、ホームページの維持管理費は無駄に高いところもありますから注意して下さい。
J.J.worksは会社案内用のホームページを初期費用5万円、維持管理費月額5,000円で制作を承っております。この価格が一番費用対効果が良いと思って頂いて結構です。
J.J.worksのホームページ作成例は下記リンクをご覧ください。
コーポレート①
コーポレート②
美容系①
美容系②
飲食系①
飲食系②
自分で作成できるツールもある
「ホームページ 自作」といったワードで検索すれば、Excelで書類を作成するレベルの操作感で簡単にホームページを作成できるツールが出てきます。
主要所でいうと
といったところでしょうか。
他にもWordPressといった有名な物もありますが、WordPressはある程度勉強しないと自分で作成するのは難しいので気にしなくて良いと思います。
jimdo、ペライチ、WIXといった無料作成ツールのメリットとしては、「初期費用が不要」「月額の維持費用が安い」といったメリットがあります。
デメリットはツールによって多少異なりますが「無料プランだと広告が出る」「センスが無いと露骨に格好悪い」「フォーマットによってはスマホで見ると露骨に格好悪い」といったところでしょうか。
ある程度ホームページの知識がある方が利用するのが適しているのかもしれません。僕も試しに新しいホームページを作る時にサンプルで利用したりしています。
ホームページで集客したい場合
ホームページで集客したいという場合、検索順位を上げるノウハウやデザイン、マーケティングスキルが必要となります。ですので料金は会社案内用ホームページと異なり高額になります。
一般的な相場は50万~100万円程度です。
「内部対策に強い」というのは無意味
内部対策というのは、ホームページ内部の設定を検索サイトが上位表示しやすい設定にするという対策の事を言います。正直に申し上げてよほどヤバイ業者でない限りレベルは変わりません。
そして、検索サイトのAIはどんどん賢くなっていっているので、内部の設定をどうしたかといってあまり強い影響はなくなってきています。
結局のところ、見に来てくれた方が欲しい情報が沢山ある便利なホームページが上位表示されますので、自分でコツコツ修正更新を繰り返すしかないのです。
そういった意味で内部対策に強いという業者に高いお金を支払う必要はありません。
集客するターゲットを打合せしてくれるか
集客用ホームページを作る時はターゲットを明確にして作らないと中々上手く行きません。
千葉県に住む30代男性の為の商品を販売する際、日本全国の男性全員の為にホームページで商品の良さを伝えてもあまり意味がないですよね。
メインで考えるのは自分ですが、良いホームページ作成業者は成果を出したいので「今のターゲットの絞り方だと強い・弱い」というようにアドバイスをくれます。
キーワード選定
ホームページで集客する際はやはりアクセスを呼ばないと結果につながりません。たとえば「会社設立 千葉」というキーワードが月間何件検索されているか、同業のページは強いか、弱いか。
こういった情報を元に狙うべきキーワードをしっかり考えてくれます。
集客への手間とコストを教えてくれる
ホームページを作成してから集客する為に、「ホームページをどの程度更新すればいいか」「有料広告を幾ら程度かければいいか」しっかりアドバイスをくれます。
もちろん、業種によって異なりますからはっきりとは言えませんが、同業他社の状況を見て大まかな方向性は直ぐに分かります。これを教えてくれないとお願いするのは勿体ない結果になりそうです。
業者に依頼するだけで助成金がもらえる
集客用ホームページ作成は金額が50万~100万と、どうしても高額になります。
良いホームページ作成業者はIT補助金という制度の認定を受けています。IT補助金というのは、認定を受けている業者にホームページ作成を依頼すると作成費の1/2補助金が貰えるという制度です。
※H30年現在の制度です、年度によって廃止されている可能性があります。
多くのホームページ作成業者はIT補助金の認定を受けていません。ですので、補助金については年数回しか受け付けをしていない補助金しか案内できません。
しっかりとしたホームページ作成業者はIT補助金の認定を受けていなくても、補助金申請の書類作成サポートが充実しています。逆に自分で適当にやって下さいという業者はあまり良いとは言えませんね。
依頼しない方がいいホームページ制作業者
初期費用0円 複数年契約
初期費用0円
5年リース契約(途中解約不可)
月2万×5年=計120万円
本来ホームページとは法律上リース契約(途中解約不可)といったは出来ないのですが、法律の網を潜って行っている事業者です。
ホームページは無料で作成し、専用ソフトといった物の代金として120万円のリース契約を結ばせるのです。途中解約をしたければ、残高を支払しなければいけません。
ホームページ作成業者は、お客様とリース契約さえしてしまえばリース会社から一括で120万円を受け取れるので、「契約さえしてしまえば」という業者が殆どのようです。
このような業者が来たら検討を直ぐに辞めた方がいいと思います。
このページのまとめ
〇ホームページを作っただけで仕事はこない
〇ホームページで集客するには努力が必要
〇会社案内用ホームページ作成業者の判断軸は金額のみ
〇集客用ホームページ作成は値段が高い
〇集客用ホームページ作成業者はノウハウで判断する
・内部対策はあまり意味がない
・ターゲットの打合せ
・キーワード選定
・集客までの手間とコスト
・補助金へのフォロー
〇初期費用0円、複数年契約の業者には注意