事業復活支援金!該当の有無と金額の判断方法!
令和4年1月31日から開始した「事業復活支援金」について、自分の場合は該当するの?貰えるなら金額は幾ら?このような事でお悩みの方は多いのではないでしょうか?
今回は、事業復活支援金についてどういった会社が貰えるの?貰える計算はどうやってやればいいの?この点について解説をしていきたいと思います。
【目次】
この特集の動画
事業復活支援金の概要
貰える事業者の条件二つ
幾ら貰えるの?計算方法は?
申請の際の注意事項!
おわりに
この特集の動画
動画でご覧になりたい方はコチラ!
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
事業復活支援金の概要
コロナウイルスの影響で売上が下がれば最大250万円の給付金
事業復活支援金とは、簡単に言うとコロナウイルスの影響で売上が下がった事業者に対し、起業形態や売上規模に応じて最大250万円の給付金が貰えるという制度です。
この給付金は融資と違い返済不要。とても助かる制度です。が、受け取ると収益として税金の対象にはなるのでご注意くださいね。
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
貰える事業者の条件二つ
この二つの条件をクリアする事業者が対象!
事業復活支援金を申請するには下記二つの条件を満たす事業者である必要があります。
①2019年以前から起業している事
②事業を継続する意思がある事
以下簡単ですが解説していきますね。
①2019以前から起業している事
まずは一つ目の条件は、2019年以前から事業を行っており、売上が発生してた税務申告書を提出しているというものになります。
過去の売上と比較して、直近の売上がダウンしていれば給付金が貰えるという制度ですので、過去に売上が発生していないとそもそも給付金は発生しません。
ですので、2019年以前から起業している事。というのが一つ目の条件という事になります。
残念ながら2020以降の起業は現在対象外ですが、2月以降に特例が出て対応可能になるという情報もあります。該当する方は引き続き注意ですね。
②今後も事業の継続及び立て直しの意思がある事
二つ目の条件は、今後も事業を継続し立て直しする意思がある事。という物です。もう事業は辞める気だけど、最後に給付金もらったろ!というのはダメという事ですね。
こちらについては、特になにか証明する事はありません。社長さんの気持ち一つという事になります。まだ頑張りたい!という気持ちがあれば大丈夫です。
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
幾ら貰えるの?計算方法は?
何時と何時を比べるの?割合は?
では、事業復活支援金は幾ら貰えるのでしょうか?まず、2021年11月~2022年3月の間の一ヵ月の売上と、過去3年間の11月~3月の間の同月売上を比較して30%売上ダウンであればOKです。
但し、コロナウイルスの影響で売上が下がっている必要があるので、自身の経営判断ミス等で売上が下がっている場合は対象外となるのでご注意下さい。
売上規模や減少幅によって貰える金額が違う
では売上が30%落ちていたとして、貰える金額はいくらでしょうか?
個人か法人か?
売上30%ダウンか50%ダウンか?
売上ダウンした年度の年商高は?
それぞれで給付額は異なります。
ざっくり言うと
【個人事業主の場合の上限】
売上30%ダウンなら30万
売上50%ダウンなら50万
【法人で売上30%ダウンの場合】
売上ダウン時の 年商1憶円以下 |
売上ダウン時の 年商1憶円以上5憶円以下 |
売上ダウン時の 年商5億円超 |
|
売上30%ダウンの場合 | 60万 | 90万 | 100万 |
【法人で売上50%の場合の上限】
売上ダウン時の 年商1憶円以下 |
売上ダウン時の 年商1憶円以上5憶円以下 |
売上ダウン時の 年商5億円超 |
|
売上50%ダウンの場合 | 100万 | 150万 | 250万 |
これらのとおり、事業形態や過去の年商高、売上ダウンの比率により上限が決まっており、一定の計算式で給付金額が決まるという事になります。
【給付金の計算式】
さて、肝心の給付金額ですが、
比較した過去の年の年商高-売上ダウン月の売上高×5
となります。例えば、2019年11月の売上高と2021年11月の売上高を比較した場合ですと、
2019年11月が含まれる事業年度の年商高-2021年11月の売上高×5
という形です。これだけの説明ですと、自分で計算するのは難しい!という方もいらっしゃると思うので、簡単な方法をご紹介致しますね。
事業復活支援金のホームページでシミュレーション可能
これらを自分で計算するのは難しい!こういった方は事業復活支援金のホームページに簡単にシミュレーションできる機能があります。
2018年度以降の税務申告書を用意して、見込みでもいいので2021年11月~3月までの売上高を確認してからシミュレーションするといいでしょう。
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
関連リンク
事業復活支援金のホームページはこちらです!
事業復活支援金
申請の際の注意事項!
申請は一回だけ!2回目の申請はできません!
事業復活支援金の申請は1回だけです。売上減少率30%~50%で給付金の金額が変わると申し上げましたね。30%時点で申請してしまうと次に50%ダウンした月が出てきても再申請できません。
売上計算の注意
過去の売上高を計算する際、一時支援金給付金や月次支援金といった過去の給付金の金額は除いて計算する必要があります。該当する方は事業復活支援金のホームページを確認しましょう。
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
おわりに
このページのまとめ
如何でしたでしょうか?今回は「事業復活支援金が貰えるの?金額は?」という点について解説致しました!ポイントは以下のとおりです。
今回のまとめ!
〇2019年以前から起業してる事業者が対象
〇2021年11月~2022年3月迄の売上と過去3年同月の売上比較30%以上ダウンが対象
〇事務局のホームページで金額を算出できる
〇申請は1回だけ!下げ幅が大きい時点で申請がお得!
〇過去の売上から給付金金額は除かないと不正受給になるかも!
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る
会社設立や経理に関するご相談はJ.J,worksへ!
会社設立はお任せ下さい!
会社設立するなら千葉県船橋市のJ.J.works行政書士事務所へお任せ下さい!J.J.works行政書士事務所は49,500円(税込)の手数料で会社設立から銀行口座解説までサポート致します!
創業融資や起業した後の税理士の選び方など、初めて会社設立されるお客様向けのサービスを充実させております。相談無料、お気軽にお問い合わせください!
起業後の会計税務も対応致します!
J.J.works行政書士事務所では、会社が安定するまでずっと割安価格の起業家応援 税理士丸投げパックや、小規模な会社の経理が年間116,600円(税込)で収まるオンライン顧問起業家応援オンラインサロン 御意見番等起業家が固定費を抑えるサービスを運営しております。
どうやって税理士を選べばいいか分からない。。。こういった事でお悩みの起業家様がいらっしゃいましたらお気軽にお問合せ下さい!
この記事の目次に戻る場合はこちら
このページの目次に戻る