【日本政策金融公庫】創業融資の期間まわりを解説!審査期間・返済期間|J.J.works行政書士事務所

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【日本政策金融公庫】創業融資の期間まわりを解説!審査期間・返済期間

【日本政策金融公庫】創業融資の期間まわりを解説!審査期間・返済期間

企業・開業に必要な資金調達法のひとつとして、公的融資である「日本政策金融公庫」を検討している方も多いのではないでしょうか?

日本政策金融公庫は担保や保証人を必要とする融資制度も少なく、事業実績を提示できない事業者でも低いハードルで融資を受けられるのがメリットのひとつです。

そんな日本政策金融公庫ですが、融資の計画を立てる際、審査期間や返済期間が気になっている方も多いのではないでしょうか。

上記を踏まえて、今回は日本政策金融公庫の「期間」に関する情報をご紹介します。

【目次】
日本政策金融公庫の審査機関はどれくらい?
【融資制度別】日本政策金融公庫の返済期間はどれくらい?
まとめ

日本政策金融公庫の審査期間はどれくらい?

日本政策金融公庫の審査期間は、平均で約2~3週間程度です。

しかし、日本政策金融公庫を初めて利用する人とそうでない人では期間に差があります。
「初めての融資」「追加融資」の2つに分けて、詳しい審査期間を確認してみましょう。

審査完了と融資実行は違う!

日本政策金融公庫の場合、審査完了したからと言ってお金が黙って入ってくるわけではありません。

審査完了の後、日本政策金融公庫から送られてくる契約書に記入・返送をし、日本政策金融公庫に到着してから3営業日程度で融資実行(入金)されます。

契約書の記載の不備や、返送をしていないような場合はお金が直ぐに入ってこないので注意してくださいね。

「初めて」日本政策金融公庫の融資を受ける場合

初めて日本政策金融公庫の融資を受ける場合は、土日・祝日も含めて約2~3週間で審査結果を確認できます。

日本政策金融公庫の融資は、融資面談・審査・融資実行の順で手続きが進みます。

信用保証協会の場合、金融機関窓口に相談をして、保証協会の手続きが完了し融資が入金されるまで、早くて2~3週間、通常4週間程度です。

利用する融資制度や事業内容によっても差がありますので、あくまでも目安として考えておくのが望ましいでしょう。

ワンポイント!

〇公庫での始めての融資は審査機関2~3週間が目安!

 

「追加で」日本政策金融公庫の融資を受ける場合

追加で日本政策金融公庫の融資を受ける場合は、土日・祝日も含めて約1~2週間で審査結果を確認できます。

ただし、何か問題がある場合(赤字・多額の借入・税金の未払い)は審査時間が長くなる傾向があるようなので、追加融資を検討している方は業績状態に注意しましょう。

ワンポイント!

〇公庫での追加融資は審査機関1~2週間が目安!

〇赤字・多額の借入・税金未払い等があれば審査機関が伸びる事も。

 

審査結果が遅くなる4つの理由

「初回利用で2~3週間」「追加利用で1~2週間」と平均的な審査期間をご紹介しましたが、平均より早く結果が出る方もいますが、長くなる方もいらっしゃいます。

早い分には不安もなくスムーズに事業を回せますが、遅いとなると「何かトラブルが起きているのではないか」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

なぜ平均以上に審査結果が遅いのか?考えられる理由として、以下の4つがあります。

・書類の不足・不備がある
・日本政策金融公庫が繁忙期である
・減額を検討している
・事業計画の理解に時間がかかる

書類の不足・不備がある

日本政策金融公庫が審査を進める過程で、追加で資料の提出を求められるという事があります。提出の不備があった場合や、担当者が追加で確認したいなどがその理由です。

当然ですが、追加資料の提出が延びる程、結果が出るのも延びる事になります。

日本政策金融公庫が繁忙期である

日本政策金融公庫が繁忙期の場合も審査期間が延びる可能性があります。実感した事は無いですが、データ上は12月と3月に融資申請件数が重なるそうです。

日本政策金融公庫と初取引の場合、審査担当者は本店所在地や開業場所の現場調査に行く必要があるので、件数が多いとこういった作業が重なる事で審査に遅れがでるのです。

また、新型コロナウィルス発生や、台風等の災害による特別貸付がある時期については、案件数が爆増するので、こういった時期も審査に遅れがでます。

減額を検討している

当初申請した融資金額で日本政策金融公庫内での決済が通らない場合、申請した会社によっては減額して再度担当者が決済を申請してくれたりします。

その場合、日本政策金融公庫内部で複数回処理をする事になるので、当然審査期間は伸びる事になります。

面談の際に回答の目安日を伝えてくれるのですが、減額のケースは目安日までに減額で再度検討する旨の連絡が来たりします。

事業計画の理解に時間がかかる

新しいビジネスモデルや、珍しいビジネスモデルの事業計画の場合、審査に時間がかかる事があります。

審査担当者と面談をした後、審査担当者が所見を作って決済を貰うというのが公庫内の手続きになるのですが、こういった場合は所見を作るのが難しいからです。

面談に挑む際は、第三者が所見を纏めるという事を意識して、資料をまとめて提出するのがいいでしょう。

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【融資制度別】日本政策金融公庫の返済期間はどれくらい?

日本政策金融公庫の返済期間は、利用する融資制度によって異なります。
ここでは、創業時に利用できる主な融資制度の返済期間をまとめました。

・新創業融資制度
・新規開業資金
・女性、若者/シニア起業家支援資金

設備資金と運転資金で異なる返済期間を設けているので、その点にも注目です。

新創業融資制度

新創業融資制度は、「事業を新しく始める」もしくは「事業の税務申告が2回未満」方などが原則、無担保・無保証人で利用できる創業融資です。

下記のうち2年以内であれば、元金の返済が据え置きとなる据置期間を設定できます。

・設備資金:20年以内
・運転資金:7年以内

ワンポイント!

〇新創業融資の設備資金は20年以内で返済

〇新創業融資の運転資金は7年以内で返済

 

新規開業資金

新規開業資金は、「事業を新しく始める」や「事業を初めておおむね7年以内」などの方が利用できる創業融資です。

下記のうち2年以内であれば据置期間を設定できます。

・設備資金:20年以内
・運転資金:7年以内

ワンポイント!

〇新規開業資金の設備資金は20年以内で返済

〇新規開業資金の運転資金は7年以内で返済

 

女性、若者/シニア起業家支援資金

女性、若者/シニア起業家支援資金は、「事業を新しく始める」もしくは「事業を初めて7年以内」の方が利用できる創業融資です。

さらに加えて、「女性」もしくは「35歳未満か55歳以上」の条件が付きます。下記のうち2年以内であれば「据置期間」を設定できます。

・設備資金:20年以内
・運転資金:7年以内

ワンポイント!

〇女性、若者/シニア起業家支援資金の設備資金は20年以内で返済

〇女性、若者/シニア起業家支援資金の運転資金は7年以内で返済

 

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まとめ

日本政策金融公庫の審査期間は、初回・追加を平均しても2週間ほど掛かります。また返済期間においては、設備資金が20年・運転資金7年と期間が大きく異なります。

どちらも「融資までの計画」「返済までの計画」を十分に練ることが大切です。会社・事業の未来のためにも、無理のない範囲で資金調達を検討しましょう。

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