事業融資でノンバンクから借りるメリットとデメリット
日本政策金融公庫や信用保証協会から融資を受けるのが難しい…こういった方でアイフルやオリコといったノンバンクからビジネスローンを借りるという方も多いのではないでしょうか？
そこで本記事では、法人の事業融資でノンバンクから借り入れを行うメリット・デメリットについて、解説をしていきたいと思います。
【このページの目次】
ノンバンクとは？
まともな会社はノンバンクは使わない
ノンバンクで借りるメリット
ノンバンクで借りるデメリット
ノンバンクの活用方法
このページのまとめ
ノンバンクとは
アイフルやオリコのローンの事
ノンバンクのビジネスローンとは、アイフルやオリコといった、銀行以外の機関が行う融資の事です。いわゆる商工ローンというものですね。
ノンバンクビジネスローンの特徴
アイフルやオリコといったビジネスローンの特徴は「速い」「簡単」「誰でも借りれる」「金利が高い」という点でしょう。感覚で言うと個人のカードローンと同じです。
金利は高いですがとにかく簡単に借りれます。ノンバンクのビジネスローンを借りれないようであれば、まともな所からは借りれないと思っていいでしょう。
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まともな会社はノンバンクは使わない
公庫や信用保証協会から借りれない会社が使う
まともに事業が回っている会社の場合、日本政策金融公庫や信用保証協会といった金融機関を利用して創業融資や事業融資を受けるのが一般的です。
逆に、ノンバンクを使う会社はまともに金融機関から融資を受けられない会社というのが多いです。
使うならノンバンクというのはそういう物だと理解して
普通の会社は日本政策金融や信用保証協会といった金融機関から融資を受けますが、かく言う弊社も創業当初はとてもこういった金融機関から融資を受けられる状態ではありませんでした。
創業当初は特にですが、事業を経営する中で普通でいられるという事が如何に大変な事か…
それぞれ代表者の事情もおありでしょうから、ノンバンクのビジネスローンを否定する訳ではありません。ですが、利用する際はまともな会社は使わないものだという認識を持って節度を意識しましょう。
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ノンバンクで借りるメリット
誰でも借りれる
ノンバンクのビジネスローンは、誰でも借りれます。ノンバンクから借りれないとなると、まともな会社ではないと疑われるか、社長の信用がブラックかというレベルです。
スピードが速い
ノンバンクから借りる場合、申し込みから審査、実行まで最短3営業日程度で実行される事もあります。とにかく早いというのが特徴です。
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ノンバンク融資のデメリット
金利が高い
ノンバンクのビジネスローンはとにかく金利が高いです。初回の利用は特に高くなります。なぜなら、普通の金融機関から借りれない方に貸すケースが多いですからね。
商品や借入額にもよりますが、ケースによっては返済の半分が利息という事もあります。
銀行融資の足かせになる
ここでいう銀行融資は日本政策金融や信用保証協会付融資の事だと思って下さい。このような金融機関の融資審査の場合、ノンバンクから借入があると言うのが評価減になったりします。
ノンバンクは利息が高いので、中々元本が減らずに会社の財務内容を圧迫しますし、「こういった所から借りる計画性の無い方なんだ」というイメージを持たれてしまうんですよね。
融資限度額が少ない
ノンバンクの借入金額は、融資額はそんなに高くありません。創業融資のように500万や1,000万は出ないと思ってください。そもそも普通に借りれない方対象ですし、法律の関係もあるのです。
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ノンバンクの活用法
万が一の保険として枠だけ作る
ノンバンクには、利用はしなくても直ぐに使えるようにカードローンの枠だけ作っておく。こういう事が可能な商品があります。
創業当初は特に何があるかわかりませんので、こういったものを準備だけしておくのは良いと思います。実際に弊社もこの１枚のカードで助かった！という経験もあります。
ただ、前述したデメリットも多いものなので、不安な方は使う前に税理士さんといった専門家にご相談下さいね。
一時的な資金繋ぎとして使う
事業を行っていると、一時的な資金詰まりを起こす事があります。売上が入金されるまで1週間…その1週間の間だけ100万足りない！というような場合です。
人を動かす事業等をおこなている方は多いケースですね。
こういった資金詰まりの為にノンバンクのローンを利用して、1週間だけ100万を借りるなどして対応してもいいでしょう。こういった資金繰りの為ならお金は溶けないですからね。
物販にビジネスローンは相当上手くやらないと難しい
近年はAmazonの物販等を副業で営む方が増えています。こういったケースでノンバンクのビジネスローンを利用するという方も多いです。
が、物販の場合は在庫を上手に回さないと資金繰りが悪くなり、結果中々ビジネスローンが減らず、結果として日本政策金融公庫や信用保証協会から融資を受けられないという方も見受けられます。
基本的な軸でいうと、日本政策金融公庫や信用保証協会から融資を受けた方が良いと思うので、その足かせにならないように上手に回すには、流動性の高い商品を選ぶ必要があるでしょう。
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このページのまとめ
いかがでしたか？本記事の内容をまとめると、ノンバンクから法人の事業融資は「速い」「簡単」「誰でも借りれる」「金利が高い」という事でした、
商品によりますが、返済金額のうち半分は利息で全然元本が減らないという事も…
とはいえ、創業当初は日本政策金融や信用保証協会から融資を受けられないという方もいるでしょう。もちろん、そういった選択肢が必要なのもわかります。
ノンバンクの事業融資はその後の日本政策金融公庫や信用保証協会からの融資の足かせにもなったりするので、計画的に利用しましょう。顧問税理士に相談しながらでもいいかもしれませんね。
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