高校への求人掲載
※千葉県内のある高校に関する進路状況
高校への求人募集は意外と簡単にできる
中小企業の人材不足
「求人を出しても反応がない。。。」顧問先の社長さんからこういった相談を受けました。というかいろんな業種(特に現場系は目立つ)のお客さんから求人に関する相談を頂きます。弊社では、求人誌の掲載なども対応しているのですが、中小企業(特に現場系)の方は求人誌に掲載してもほとんど反応がありません。ほぼ100%反応が無いとおっしゃる社長さまもいらっしゃいます。
求人誌の掲載で他社にかって人材を集めるのは実は単純で「他社より高い給料を提示する」これだけの事なのですが、ちまたの中小企業にそれはできません。求人誌で仕事を探すような方は収入面を一番に気にしているからです。
ですが、現場系の会社の場合は人材が集まって売上が立つというモデルですので、人を集めない限り会社は安定しません。会社設立2年目まではよかったけど、消費税を払う3年目からは売上が全然足りない。。。これは建設業が廃業する方程式です。
高校生への求人なら可能性があるのでは
相談を受けた顧問先の社長さんと話していて、「頑張れば1年で独立できる」といった話をされました。「いかに自分の仕事が夢があるか」「自分はその夢の手伝いをできる」と。社長自身、高校を卒業して1年で独立できて、すごく幸せだそうです。頑張ればこれだけ幸せになれると熱弁されました。
社長さんの話を聞いて、この会社は求人誌を見るような方は魅力を感じないが、若い高校生なら魅力を感じるのではないか?僕はそう感じました。単純に、求人誌を見る大人より、高校生は夢に魅力を感じるのでは?と思っただけです。
船橋市内の高校に直接電話してみた
社長の熱弁を聞いた僕は、早速船橋市内の高校をインターネット検索でしらべて電話してみました。すると、早速1件目で反応があり、生活指導の先生が電話に出てくれました。社長と直接話しをさせて貰えば1月時点でまだ進路が決まっていない生徒がいるので紹介してくれるとの事。
生活指導の先生が社長さんの熱さに心を打たれたそうですw
今回はイレギュラーな対応だけど、通常は4月頃に学校に求人票を出して貰い、採用になれば翌年4月から入社という形をとるそうです。高校への求人なんてハローワークか何かを通さなければいけないと思っていたのですが、案外簡単に出来るんですね。
採用が決まるかどうかは縁ですが。
結局は従業員を幸せにできるかどうか
今回改めて気づかされたのが、従業員を集める為には結局従業員を幸せにしてあげれるかどうかという事です。単純に、定時で帰れて高いお給料を貰えるなら十分従業員を幸せにできるでしょう。
ですが、中小企業はそうは行きません。自分の会社は「どうやって従業員を幸せにできるか」「誰がターゲットならそれが響くか」「どのチャンネルならターゲットに届くか」と工夫しなければ行けないかもしれませんね。
ポイントは偏差値の低い高校を選ぶ
偏差値の低い高校というと語弊があるかもしれませんが、一般的に進学率の低い高校を選択すると反応がいい感触です。単純に、就職予定の学生や進路が決まっていない学生達が沢山いるからです。「頑張ってくれれば学歴なんて関係ないよ」と考える会社はオススメですね。